執筆ガイドラインを作ろう

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執筆ガイドラインとは、記事を書くときに決定するルールのようなものです。

例えばですが、「webサイト」という言葉には、「ウェブサイト」や「ホームページ」といった非常に多くの表現に書き換えることができます。

例文ですが「webサイトの特徴は縦に読まれるので、ウェブサイトで記事を作成する際にはホームページ用の文章を考えていく必要があります。」という文章があった場合、読みにくくはないかもしれませんが、わかりにくい文章となっています。

表記のゆれを直すと「webサイトの特徴は縦に読まれるので、webサイトで記事を作成する際にはwebサイト用の文章を考えていく必要があります。」となり、webサイトについて話していることが一目瞭然です。

また、表記のゆれを直すことは、キーワードもしっかりと統一できるため、SEO対策ともなります。

記事の表記ゆれをなくすためにも、執筆ガイドラインを制作して統一感のあるコンテンツ制作に心がけましょう。

この記事で伝えたいこと
  • 執筆ガイドラインをしっかり設定することは、表記の揺れをなくすことにつながる
  • 上位に表示したいキーワードも明確に設定できるので、結果も出やすくなる可能性が高い

執筆ガイドラインを作成するときのポイント

執筆ガイドラインを作成するときに気を付けておきたいポイントについて解説していきます。

主なポイントは4つです。

  • 誰に読んでもらいたいのか明確にする
  • 文体や表記のルールを決める
  • キーワードに沿った言葉選び
  • なんとための文章か考える

それではひとつひとつ確認していきましょう。

1.誰に読んでもらいたいのかを明確にする

どんな人をターゲットにするかで文章が変わってきます。

パソコンの初心者の方に向けて発信している記事なのに、専門用語がたくさん出てきたらどうでしょうか。

例をあげてみると?

パソコンが起動しない場合は、まずはセーフモードで起動するか確認し、BIOSは起動するかを確認します。

まずセーフモードは何となくパソコンに詳しくない方でもイメージがつくかもしれませんが、BIOS(バイオス)はわからないと思います。

パソコンに詳しくない人に伝えるのであれば、

例をあげてみると?

パソコンが起動しない場合は、まずは「F8キー」を押したまま起動できるか確認してください。

これでパソコンが起動すれば、セーフモードで起動することができました。

もし起動できなければ「F2キー」または「delキー(デリートキー)」を連打して起動してください・・・

という文章になるでしょう。

当然、読む人が読めばとても分かりやすい記事だったとしても、ターゲットとしている初心者の方は全く意味も分からない文章になると思います。

今自分が書いている記事は、サイトはどのような人に読んでもらいたいのかをしっかりと想像しながら記事を書くことが、文章を書く第一歩だと言えるでしょう。

2.文体や表記のルールを決める

文章には「ですます調」と「である調」の二種類があります。「ですます調」を使用すると、優しく丁寧になります。一方で「である調」では固い文章となります。

当サイトは「アフィリエイト初心者にアフィリエイトについてわかりやすく解説する」がテーマですので、優しい印象を与えることができる「ですます調」を利用しています。

数字やアルファベットの半角か全角も決定します。

私のおすすめは半角です。数字やアルファベットの半角文字はサイトを回遊しているクローラーにも読み取ってもらいやすいので、全角にこだわりがない場合は、半角文字を使用するとよいでしょう。

ななみからの一言

実は、前職で校正の仕事をしていたため、すごく気になってしまいます

3.キーワードに沿った言葉選び

こちらは冒頭の会話でも出てきた、表記の揺れについてです。

言い換えができるキーワードに関しましては、どのキーワードを使用するか、はターゲットによって決めるとよいでしょう。

例をあげてみると?

「サイト」という言葉と「ホームページ」や「webサイト」という言葉は似たような意味を持ちます。

WordPress編で少しホームページという言葉も使用しているのですが、基本的には当サイトは「サイト」で統一しております。

これは私自身が「サイト」のほうがキーワードとしてよく使われると判断したためです。

言い換えができるキーワードは、ターゲットやキーワードが検索されやすいかどうかによって決めましょう。

4.何のための文章なのかを決める

これはページごとに役割を持たせる、という意味です。

このページは何かについて理解してもらうページ、一方でこちらのページでは何かアクション(購入など)をしてもらうページ、とページの役割をしっかりと決めることです。

なぜ役割を決めるのか、といいますと「役割によって書き方を変える必要がある」ためです。

何かについて理解してもらう、わかりやすく伝えるページは論理的に伝える文章の書き方である「ロジカルライティング」という技術を使用します。

ロジカルライティングについてはこちらのページで詳しく解説しております。

パラグラフライティング-アイキャッチ画像|アフィリエイトの水先案内
ロジカルライティングとパラグラフライティングで記事を書く

何かアクションを起こしてもらう、実際に行動してもらうページは感情を揺さぶる書き方である「エモーショナルライティング」という技術を使用します。

エモーショナルライティングについてはこちらのページで詳しく解説しております。

エモーショナルライティングでユーザーの感情を震わせる-アイキャッチ画像|アフィリエイトの水先案内
エモーショナルライティングでユーザーの感情を震わせよう

まとめ

執筆ガイドラインは、統一感のある文章を作っていくためにとても役立つものとなってくれます。

執筆ガイドラインを読み返す、という作業をするだけでスムーズに統一感のある文章を作成できるようになるでしょう。

執筆ガイドラインは上記に書かれている4項目以外にも、あなたの使いやすいように改良していって構いません。

それでは今回のまとめです。

今回のまとめ

  • 執筆ガイドラインを作成することによって、サイトに訪れてくれたユーザーが読みやすいように記事を整備することができる
  • 執筆ガイドラインを作成することはSEO対策にもなりえる

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