「Googleアドセンスの審査に落ちた!」という話をよく耳にしませんか?
Googleアドセンスの審査は何度も申請することが可能ですが、回数が増えるごとに審査は通りにくくなる傾向にあるようです。
そのため、最初の1回目でGoogleアドセンスの審査に合格することが望ましいといえるでしょう。
この記事では、Googleアドセンスの審査が通らなかった事例と合格するための方法を紹介しています。
書いてある事例はGoogleアドセンスの審査に通らなかった理由の一部ではありますが、ここに書いてあることは避けて通ることで、合格がグッと近づきます。
Googleアドセンスの審査に通過できなかった場合は、サイトが承認されない例に当てはまっていないか一度確認してみましょう。
まずは古い情報を排除しましょう
これからGoogleアドセンスの審査に臨むアフィリエイターにとって、Googleアドセンスの審査に合格するためには、どのようなサイトを作成すればいいのか、という情報を集めることは非常に大切です。
しかし、Googleアドセンスの審査は2016年を境に大きく変化しておりますので、サイトによっては古い情報を提供している場合もあります。
アオイノ自身が2018年の7月にアドセンスの審査に合格していることから、2015年以前の情報は一切掲載せずに、最新の情報を提供しております。
下記に挙げるような記載があった場合、そのサイトで発信しているGoogleアドセンスの情報は古いかもしれない、と疑ったほうがよいでしょう。
「無料ブログで申請しよう」という文章
現在、Googleアドセンスでは無料ブログを使用してGoogleアドセンスに申請できないようになっています。
そのため「無料ブログを使ってGoogleアドセンスを申請しよう」という文章があった場合、そのサイトで提供されているGoogleアドセンスに関する情報は「古い」といえるでしょう。
「1次審査や2次審査」という単語
現在、Googleアドセンスの審査では、1次審査と2次審査はありません。
過去には1次審査と2次審査を通過して初めて、アドセンスを使用することができましたが、現在はありません。
そのため、先ほどと同様に、そのブログで発信している情報は過去の方法ですので、あまり情報を鵜呑みにしないほうがよいでしょう。
サイトが承認されないよくある理由とは
ここからはGoogleアドセンスの審査でサイトが承認されないよくある事例を5つ紹介します。
Googleアドセンスの審査は初めて申請する場合が一番受かりやすいといわれておりますので、確実に審査に合格できるよう、しっかりと承認されない理由を確認しておきましょう。
いずれの場合でも、Googleアドセンスが提供するプログラムポリシーに違反していないことが大前提です。
1.不十分なコンテンツで承認されない
サイトが「不十分なコンテンツ」として承認されなかった場合は、基本的にGoogleが「記事の質が低いです」と言っています。
一般的にアドセンスに合格するために必要なモノは「サイトの記事の数」と「記事のボリューム」の2つと言われています。
そのため、デザインなどは特に審査基準となっていませんので、サイトのデザインは自由に表現してください。
サイトの記事数は「20~30記事が合格しやすい」「5記事で十分」とサイトによってバラバラです。
そのため、現在のGoogleアドセンスの審査では、記事数よりも記事のボリュームのほうが重要視されているようです。
2.Googleのポリシーに準拠していないので承認されない
Googleのポリシーは「ユーザー第一」であることは間違いないのですが、Googleアドセンスになると少々変わってきます。
Googleアドセンスの目標は「質が高く有用なコンテンツと価値あるユーザーに関連性の高い広告を配信できるサイトを広告主様に提供すること」とあります。
ユーザーだけでなく、広告主にも配慮したサイトじゃないと合格できないよ、と言っています。
そのため、広告主が「配信したい」と思えるようなサイトじゃないと、審査に合格することはできません。
3.コンテンツをコピーまたはリライトした記事が含まれているので承認されない
- どこかのサイトに書かれている記事をそのままコピーしてサイトに掲載している
- どこかのサイトに書かれている記事を少しリライトしてサイトに掲載している
ことを指しています。
しかし、フォーラムなどを確認すると、コピーコンテンツを使用していないにも関わらず、コンテンツをコピーまたはリライトした記事と判断されることもあるようです。
そもそも上記の例はコピーコンテンツにあたるため、Googleアドセンスのプログラムポリシー違反となっています。
それどころか、Googleの理念からも外れていますので、アドセンスの審査はおろか、検索エンジンからも嫌われるでしょう。
結果としてコピーコンテンツを使用していないにも関わらず「独自性のないサイト」と判断された場合は、この「コンテンツをコピーまたはリライトしたページが含まれる」という非承認の理由が適用されるようです。
下記ではコピーコンテンツを使用していないにもかかわらず、サイトが非承認となってしまった例がフォーラムに書かれておりましたので掲載しておきます。
https://support.google.com/adsense/thread/9093955?hl=ja
4.プライバシーポリシーがない
Googleアドセンスの申請の際に必ず設置すべきものとして「プライバシーポリシーを設置する」ことをGoogleは定めています。
そのため、申請したサイトにプライバシーポリシーが設置していなかった場合、高確率で審査に落ちてしまいますので、しっかりと作成しておきましょう。
https://support.google.com/adsense/answer/1348695?hl=ja
5.無料ブログで申請した
実はアドセンスの登録を行う場合は、無料ブログでサイトを作成して申請することは、数年前までの常識でした。
しかし、現在無料ブログでGoogleアドセンスを申請することはできません。
Googleアドセンスを申請する場合は、必ず独自ドメインを取得して申請する必要があります。
無料ブログで申請できなくなった本当の理由
今からGoogleアドセンスを取得する人にとっては少々納得がいかない話かもしれませんが、2015年ぐらいまでは、アドセンスの審査は簡単に通ることで有名でした。
無料ブログを作成し、5記事程度の日記を書くだけでも、十分合格することができました。
ちなみにですが、私はアドセンスの審査に合格したのは、2018年の7月でしたので、現在の審査基準に則って取得しています。
独自ドメインを取得した後、サイトにある程度の記事を投稿したのち、無事通過することができました。
無料ブログでアドセンスが申請できなくなってしまった理由は、簡単に言うと「Googleのスパム対策」のために審査が厳しくなりました。
過去には無料ブログでもアドセンスのアカウントを申請することができたことは上記でも書いていますが、無料ブログというサービスの特性上、無料ブログは「一人で複数のサイト」を運営することができます。
しかし、Googleアドセンスのアカウントは本来、1人1アカウントまでです。
無料ブログによって、1人で複数のアカウントを取得してアカウントが閉鎖されたら別のアカウントに乗り換える、といった事例が発生しました。
また、この「無料ブログで作成されたサイト」は非常に質も悪いため、Googleは「広告主に対して不利益を与えるかもしれない」と考えたGoogleは事態を未然に防ぐべく独自ドメインでのみ申請できるように変更しました。
もともとアメリカでは、サブドメインでの審査を不合格としていたので、日本もアメリカ基準になったといえるでしょう。
その結果、Googleは無料ブログのようなサブドメインで作成されるサイトからの申請を取りやめることで、低品質なサイトかどうかを見極める方法に切り替えた、というわけです。
サブドメインとは
サブドメインとは、ドメイン名の前に任意の名前を入れることで作成することができるドメインです。
当サイトはhttps://affiliate-pilotage.comですが、サブドメインのサイトを作成する場合ですと
https://(任意の名前).affiliate-pilotage.com
と設定することによってサブドメインを取得できます。
無料ブログはこの方法によって、無限とも言っていいほどサイトを生み出しています。
1つの独自ドメインを取得していれば、サブドメインを作成することに制限はありませんので、WordPressを練習する場合などもサブドメインを取得して練習することも可能です。
無料ブログにGoogleアドセンスを掲載する方法
しかし、ここでふと疑問に思うのが、少なからず無料ブログにGoogleアドセンスが掲載されたサイトを見かけたことはありませんか?
実をいうと、過去に無料ブログで申請がされたサイトはそのままGoogleアドセンスを利用できるようです。
他にもGoogleアドセンスでは「1つのサイトでアカウントを取得すること」さえできれば、ほかのサイトでもアドセンスを使用できます。
※追記
現在はほかのサイトで使用する際にも簡単な審査があります。具体的にどのようなサイトだと審査に落ちてしまうのか、についてはわかり次第情報を発信していきたいと思います。
まずは独自ドメインを取得してGoogleアドセンスの審査に合格するところから始めていきましょう。
Googleアドセンスの審査に受かるために行うこと
Googleアドセンスの審査に受かりやすいサイトの条件、それは・・・
あなたのサイトが「サイトとして価値があるかどうか」です。
Googleアドセンスに合格するためには、サイトとして価値があるのかどうかについてGoogleから問われます。
あなたのサイトがGoogleから価値のあるサイトとして認められるためには、以下の9項目について確認してみてください。
1.プログラムポリシーについて理解する
プログラムポリシーには、Googleアドセンス広告を掲載するにあたって必要なことがしっかりと明記されています。
2.禁止コンテンツについて知っておく
Googleアドセンスでは、アダルトサイトなどのアドセンス広告を掲載してはいけないコンテンツについても、しっかりと明示されています。
こちらはプログラムポリシーのなかに明記されていますので、知らないうちに禁止コンテンツについて書いていたとならないように、禁止コンテンツを把握しておきましょう。
コンテンツガイドラインで禁止されているもの
コンテンツガイドラインではGoogleがアドセンス広告の配信を禁止しているコンテンツについて、一覧で表示しています。
Googleアドセンスのペナルティを受けた場合、禁止コンテンツの禁止事項に抵触していることがほとんどです。
禁止コンテンツに抵触しているかどうかについては、どうしてもGoogleのさじ加減で決まってしまうものがありますので、完全に網羅する必要はありません。
しかし、どのようなサイトの内容を作成すると禁止コンテンツとなってしまうのか、ということについて理解しておく必要があります。
禁止となりやすいコンテンツについて知っておくだけでもペナルティを回避できる可能性が高くなりますので、禁止コンテンツについて一度目を通しておくとよいでしょう。
コンテンツガイドラインで禁止されているものは以下の通りです。
違法なコンテンツ
ここでいう違法なコンテンツとは、違法な行為を助長するようなコンテンツであったり、他者の法的権利を侵害するコンテンツのことを指しています。
ここではさらにGoogleが判断する「不正なコンテンツ」もありますので紹介しておきます。
- 犯罪行為を推奨する
- 文章や画像などを積極的に盗んで使用しようなど
知的財産権を侵害
著作権の侵害に当たるコンテンツ(コピーコンテンツなど)も、当然ですがGoogleアドセンスでは許可されていません。
著作権を犯していないにもかかわらず、著作権の侵害として認められてしまった場合は、DMCA異議申し立て通知フォームから申請することができます。
また、偽造品の販売や偽造品の販売促進を目的とするコンテンツも知的財産権を侵害していると認められます。
ここでいう偽造品とは、正規の商品と同一、またはほとんど区別がつかないようなロゴなどを使用している商品を指しています。
主に、消費者を混乱させる目的で販売される商品はすべて「偽造品」です。
- 有名ブランドバッグのコピー商品を販売している
- 有名ブランドシャツのコピー商品が販売している店で購入を促す
絶滅危惧種
絶滅危惧種から作られた製品の販売を促進するコンテンツも禁止です。
- トラの皮
- 象牙
- サイの角
- イルカの油
- 絶滅危惧種のものなど・・・etc例
この中でも特に注意しなければならないのが、象牙です。
象牙の判子などは実際に取り扱っている販売店もあるため、象牙の判子をコンテンツにする場合は注意しましょう。
危険または中傷的なコンテンツ
人種や国籍などのような人の特徴について、個人や集団を差別するようなコンテンツは認められません。
また、自分自身や他者を脅迫する・危害を加えるようなことを推奨するコンテンツもいけません。
- 個人・集団にかかわらず、人種を差別するような表現
- 特定の個人や集団を誹謗中傷することを推奨するコンテンツ
- 過度に暴力的な表現を行っているコンテンツ(嘘なども含めて)
- 自殺やリストカットなどを推奨するコンテンツ
- 他者に対して暴力をふるうことを助長・称賛・推奨するコンテンツ
- 犯罪組織が作成したコンテンツを称賛・支援する表現や犯罪活動の宣伝など
- リベンジポルノのような他者を脅迫するコンテンツ
不正行為を助長する商品やサービス
ユーザーの誤解を招くようなコンテンツであったり、ハッキングやクラッキングといった不正な手段でソフトウェアなどを使用できるようにする手段を提供するコンテンツも禁止コンテンツです。
特に、いままで違法でなかったのに法改正などによって違法となってしまった場合などは、すぐに記事を停止するなどの対策を取るべきでしょう。
- パスポートや卒業証書、合格証書などの偽造に関するもの
- 単位を取らせるような課題や提出物の販売及び配布
- 薬物検査に対する対策方法など
- 携帯電話などを始めとした、通信機器へ違法にアクセスができる手段を解説するコンテンツ
- 本来有料であるモノを、無料で入手できる方法を解説するコンテンツ
- 違法ダウンロードを推奨・支援するようなコンテンツ
不適切な表示に関連するコンテンツ
不適切な表示とは、誇大広告や虚偽情報を掲載していることを指しています。
学歴詐称なども不適切な表示にあたりますので注意しましょう。
- サイト運営者の身分や提供するコンテンツについて、虚偽表示や適切な情報を伝えていないコンテンツ
- ユーザーの情報を抜き取るようなサイト
- 誇大表示(1時間で1000万円かせげるなど)を行って、商品やサービスを宣伝している
- 特定の個人や組織との関連性を匂わせて、あたかも信頼があるサイトのようにふるまっている
- 自分に関する情報を隠した状態で、ほかの国のユーザーに向けて政治や社会問題などについて情報を発信している
悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
パソコンやネットワークに対して損害を与えるような不正ソフトウェアに関するコンテンツやGoogleの望ましくないソフトウェアのポリシーに違反するコンテンツも禁止コンテンツです。
- ウイルスやマルウェアのようなパソコンのデータを改ざんするようなプログラムを提供・支援・推奨するコンテンツ
- ソフトウェアに関する説明がないコンテンツや使用許諾契約のないソフトウェアを提供するコンテンツ
露骨な性的描写を含むコンテンツ
基本的にGoogleアドセンスでは、アダルトコンテンツに関して一切を認めていません。
アダルトコンテンツではないにもかかわらずアダルトコンテンツとして判定されてしまう場合もあります。
- 性的なテキストや画像・音声・動画・ゲームを含むコンテンツ
- 仮想・現実を問わず性行為の画像をアップロードしたコンテンツ
- 売春や報酬を見返りとした性行為を助長・支援・推奨するコンテンツ
- 性感マッサージやコンパニオンサービスの感想などのコンテンツ
国際結婚の斡旋
国際結婚をあっせんするようなコンテンツも禁止コンテンツです。
- 国際結婚を前提とした婚活ツアーを助長・支援・推奨するコンテンツ
家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
Googleアドセンスのテーマはファミリーセーフ(全年齢対象)ですが、家族向けコンテンツと認定されているコンテンツを成人向けのテーマにしたコンテンツは認められません。
- 子供に人気のキャラクターによる性行為や暴力といった不適切な行為の描写を表現するコンテンツ
児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
児童ポルノやロリータコンプレックスに関する表現はGoogleアドセンスでは一切認められません。
- 未成年者や児童の性的虐待に関する画像やコンテンツ
以上の禁止コンテンツはGoogleのGoogleサイト運営者/パブリッシャー向けポリシーの中ですべて解説されています。
上記の文章はGoogleサイト運営者/パブリッシャー向けポリシーのコンテンツをかみ砕いて説明したものになります。
ペナルティを受けないために気をつけるコンテンツ
ペナルティを受けないようにするには禁止コンテンツを掲載しないことが一番の対策なのですが、「自分では禁止コンテンツに抵触しないと思っていても、実はGoogleの基準では禁止コンテンツに抵触していた」ということは実際に誰にも起こりえる話です。
禁止コンテンツの中でも特に注意すべきコンテンツについて紹介しておりますので、Googleアドセンスを利用する場合は必ず確認しておいてください。
禁止コンテンツを掲載するサイトとして判断されないように、Googleからペナルティを受けないように、どのような場合が禁止コンテンツに抵触してしまうのかということを知っておくとよいでしょう。
アダルトコンテンツ
「アダルトコンテンツ」と聞くと、どうしても性的な表現であったり、おっぱいや陰部が隠されていない画像や動画を想像しがちです。
しかし、Googleのアダルトコンテンツの基準は意外に広く、「子供に見せても問題ないかどうか」や「異性の前で見ても恥ずかしくないか」といった基準が目安となっています。
この基準のことを「ファミリーセーフ」といいます。
もちろん、この基準は人によって違うのでとても難しいところですが、Googleではある一定の基準があります。
当サイトでもGoogleアドセンスを利用しておりますので、画像表示させることができません。
そのため、リンク先をクリックしていただくと、水着の男女が表示されますので、下記リンクををクリックしてみてください。
https://affiliate-pilotage.com/wp-content/uploads/2020/01/0d79a9c0301587c8920430b6b7a202a7_s.jpg
この画像は、Googleの基準では「アダルトコンテンツ」として判断されます。
そのため、グラビアアイドルの記事などを書く場合などは、水着の画像を使ったほうが当然ユーザーに対してイメージをしてもらいやすいのですが、使用することはできません。
また、筋トレに関する記事でも、男の人が裸で筋トレ方法を解説する動画などもアダルトとして判断されることもあるようです。
それ以外にも、中指を立てるといった挑発的なポーズやわいせつなポーズもアダルトコンテンツや暴力的コンテンツとして判断されてしまいます。
医療に関するコンテンツ
医療に関するコンテンツは、薬事法にしっかりと書かれているので、薬事法とGoogleアドセンスのプログラムポリシーの双方に違反しないようにコンテンツを制作する必要があります。
特にGoogleアドセンスでは、処方薬販売のコンテンツを禁止しています。
そのため、アフィリエイトプログラムを経由する・しないにかかわらず、処方薬販売をネット上で購入するように推奨・支援することは禁止されています。
また、Googleでは宣伝が禁止された医薬品とサプリメントのリストを公開しています。
どうしてもGoogleアドセンスを掲載しているサイトで、医薬品を紹介・販売したい場合は上記のリストに掲載されていないかどうかを確認するとよいでしょう。
また、医薬品の中にも「性」に関するものがあります。
妊娠や包茎手術、豊胸手術、性機能向上などがこれに当たります。
上記のことは医療に関するコンテンツですが、Googleアドセンスでは「アダルトコンテンツ」として判断されてしまいますので、広告は掲載しないほうがよいでしょう。
嗜好品に関するコンテンツ
アルコールに関して
アルコールを促進するようなコンテンツは禁止コンテンツとして取り扱われていますが、アルコールは判断が難しいです。
居酒屋などの紹介やアルコール飲料を販売する企業がスポンサーのアルコールに関するイベントの宣伝は禁止コンテンツではありません。
Googleの広告主にもアルコール飲料を取り扱う企業はありますので、一概に禁止コンテンツとはならないのが現状です。
ただし、アルコール飲料をオンラインで販売することは、未成年でも購入できてしまうなどの理由から禁止コンテンツとして判定されます。
また、アルコールを飲むことが促進されるようなコンテンツも禁止コンテンツとして判断されます。
「このビールは非常においしいので皆さんもどんどん飲みましょう」といった表現は非常にグレーゾーンです。
アルコールを促進していると連想されてしまうような表現は控えておいたほうが無難でしょう。
煙草に関して
基本的にたばこ自体やたばこに関する商品の販売や宣伝するコンテンツは禁止コンテンツとして判断されています。
もちろん、たばこを吸うことを推奨しているコンテンツも禁止です。
しかし、禁煙を促進するようなコンテンツやたばこに関する情報を掲載しているのみで販売や宣伝に該当しないページは禁止コンテンツとして扱われません。
薬物に関して
日本で使用が許可されていない薬物は、たとえ海外で合法として判断されていたとしても禁止コンテンツとして判断されます。
実際の違法薬物(コカインやヘロイン、マリファナや麻薬など)だけでなく、薬物を使用するための道具の販売や宣伝・推奨することも当然禁止コンテンツです。
ただし、薬物に関するコンテンツのうち、薬物依存から脱却するためのリハビリ施設に関するコンテンツや薬物の歴史に関する情報などは禁止コンテンツではありません。
ギャンブルに関するコンテンツ
「ギャンブル」と聞くとすべて禁止コンテンツのように感じるかもしれませんが、実は公営ギャンブルに関するコンテンツは禁止コンテンツではありません。
そのため、競馬やパチンコ、スロットなどに関する情報は禁止コンテンツではなく、むしろGoogleアドセンスの報酬も高くなりがちなため、ねらい目のコンテンツです。
現在はオンラインカジノなどは公営ではないため禁止コンテンツですが、いずれ日本でもカジノが公営として認められた場合、カジノに関する情報も禁止コンテンツから外れるでしょう。
まとめ系サイトに関して
まとめ系サイトやキュレーションサイト(アンテナサイト)は、実はGoogleアドセンスを使用すること自体は禁止コンテンツではありません。
しかし、Googleアドセンスプログラムポリシーにもある通り、まとめサイトやアンテナサイトは基本的に「ほかのサイトのコンテンツをまるまる引用したサイト」であるため、コピーコンテンツとして認定されています。
具体的にサイトボリュームの内、どの程度オリジナルコンテンツが必要なのかという基準については明確にされていませんので、なんとも判断しにくいのですが、結局のところGoogleのさじ加減になってしまいます。
そのため、アカウントが閉鎖されてしまうリスクを考えると、まとめサイトやアンテナサイトでGoogleアドセンスを使用するのは控えたほうがよいでしょう。
ただし、古くからのまとめサイトでは、Googleアドセンスを使用している場合もあります。
これは古くからサイトを運営しているからこそできる芸当ですので、勘違いしないようにしましょう。
3.審査に不合格になりやすい理由を知っておく
Googleアドセンスに合格するためには、「なぜ不合格となってしまうのか」をはっきりと知っておく必要があります。
今一度、サイトが承認されないよくある5つの理由を確認してみましょう。
4.記事数はより多く書いたほうがよい
Googleアドセンスでは、サイトに書かれている記事の分量なども、合否の対象となっているようです。
特に複数のカテゴリーを制作している場合、1つのカテゴリーに対して最低でも2記事は必要、という文章がフォーラムを読んでいると目立ちました。
そのため、アドセンスの審査に合格するためには最低でも10記事、万全を期すのであれば30記事ほど用意しておいたほうがよいでしょう。
5.文字数は価値のあるコンテンツと判断される量が必要
Googleアドセンスの審査の中でも非常に重要なのが、文字数です。
昔は本当に適当な記事を5つほど書いても合格することができた、と言われています。
しかし、現在Googleアドセンスの審査に合格するためには「価値のある記事」を提供することが必要不可欠となっています。
価値のある記事にするためには、やはり最低でも1,000文字は欲しいところです。
6.日記では合格できない
今日は記事を3記事かきました。6時間もアフィリエイトを行ったのになんで結果が出ないんだろう?
上記の文を読んでもまったく役には立たないですよね?
今現在、Googleアドセンスの審査では、日記で合格することは非常に難しいといわれています。
日記でも、読んだ人が「非常に役に立つ記事だった」と感じてもらえるような記事であれば合格できるそうですが、そもそも定義があいまいですので、おすすめはできません。
日記を書いたサイトでGoogleアドセンスを申請するのであれば、別に役立つサイトを用意したほうが合格しやすいかもしれません。
7.画像や動画について
昔は画像や動画などを挿入すると、審査に合格することは難しいといわれていました。
しかし、現在では画像や動画を挿入していると、むしろサイトがわかりやすくなるということで、評価が上がるそうです。
必要に応じて画像や動画をサイトに掲載するとよいでしょう。
ただし、画像や動画を掲載する場合は「著作権」には十分注意してください。
著作権に反した画像や動画を掲載してしまった場合、やはり非承認となってしまいます。
8.プライバシーポリシーを掲載しよう
Googleアドセンスでは、サイトにGoogleアドセンスを使用してGoogleがユーザーのデータなどを集めているなどのプライバシーに関することを非常にしっかり策定しています。
Googleアドセンスの審査に申請する場合、このプライバシーポリシーが明記されていないと合格することはできません。
9.アドセンスから配信されている広告であることを知らせる
アドセンス広告を掲載する場合、広告がGoogleアドセンスから配信された広告であることを、サイトに訪れてくれたユーザーに対して知らせる必要があります。
知らせるにはアドセンス広告の近くに、「広告」か「スポンサーリンク」と明示するラベルを掲載します。
再審査を受ける前に
Googleアドセンス審査に申請したものの、残念ながら非承認となってしまった場合に、知っておきたい再審査後の流れについて解説しておきます。
残念ながらGoogleアドセンスの審査に落ちてしまった場合でも、再び審査を受けることは可能ですので「落胆している暇」はありません。
すぐに再審査を請求したい気持ちは非常にわかりますが、グッとこらえて「まずはなぜ合格しなかったのか」について考えていきましょう。
すぐに再審査を請求してはいけない
Googleアドセンスの審査は何度でも受けることができます。
しかし、Googleアドセンスの審査は基本的に再審査を受ける場合は2週間近く期間をあけてから申請する必要があると言われています。
もし、期間を空けずに再審査をすぐに請求した場合、Googleアドセンスから機械的に審査ではじかれてしまい「なぜ合格ができないのかわからない」という負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。
また近年では、2週間空けなくても合格できるケースもあるようですが、アドセンスの審査は申請する回数が増えれば増えるほど合格しにくいといわれておりますので、できれば少ない回数で合格したいです。
確実に合格するためにも、2週間ほど期間をあけた後に審査に申請するほうが、合格する確率は高いといえるでしょう。
機械的にはじかれているかどうかを判断するには?
一般に、Googleアドセンスの審査に合格する場合、最低でも審査を申請してから6時間はかかります。
参考ですが、私が審査に合格したときは丸1日以上、審査に時間がかかりました。
そのため、もしも再審査を請求して1時間~2時間程度で非承認の連絡がGoogleから来ていた場合、まず間違いなく「機械的に弾かれている」と考えてよいでしょう。
再審査でも合格するために
何度もGoogleアドセンスの審査に申請して非承認となった場合、だんだん心が折れてきませんか?
「いったいいつになったら審査に合格できるんだろう」
とか
「私のサイトの何が悪いんだろう」
と考えると思います。
しかし、一人で悩んでいてもなかなか解決することは難しいと思いますので、まずは「フォーラムを参考にしてみる」とよいでしょう。
フォーラムを利用する
Googleアドセンスには、「アドセンスヘルプフォーラム」(通称:フォーラム)というページが存在しています。
フォーラムでは、過去に合格できなかった理由や、合格できなかった理由が知りたいのでサイトを診断してください、などといった質問が非常にたくさん表示されています。
特に注目すべきは、つい最近アドセンスの審査に合格できた人の例なども見ることができますので、Googleアドセンスの再審査に申請する場合の参考になるでしょう。
Googleアドセンスヘルプコミュニティ
https://support.google.com/adsense/community/?hl=ja&gpf=%23!forum%2Fadsense-ja
別のサイトで申請する
どうしてもアドセンスの審査に合格できない場合は、はっきり言ってかなり面倒ですが「別のサイトを作成する」という手段も頭に入れておくとよいでしょう。
Googleアドセンスに合格しやすいジャンルを選択して、しっかりとプログラムポリシーに準じたサイトを作成することができれば、合格しやすくなります。
また、Googleアドセンスでは、1つのサイトに合格することで、そのほかのサイトでもGoogleアドセンスを使用できるようになります。
2018年10月からは、1つのサイトでアドセンスの審査に合格できたとしても、別のサイトで広告を表示することが簡単にはできなくなりました。
Googleアドセンスでは「サイトの追加」という項目が増えたため、合格したサイトとは別のサイトでアドセンスを表示させる際には「一定の審査」が必要になっています。
まとめ
Googleアドセンスの再審査を行う場合に気を付けておきたいことや、合格できなかった時の対応策について解説しました。
もちろん、フォーラム以外にも、身近でアドセンスに合格した方がいれば聞いてもいいと思いますし、私個人にコメントやお問い合わせフォームからご連絡いただければ、何らかの返信をしております。
しかし、アドセンスの審査に合格することは「ゴールではなく始まり」ですので、まずはしっかりと合格することを目標にサイト運営を行うとよいでしょう。
まとめ
Googleアドセンスの審査に落ちてしまうには、非常にさまざまな理由があります。
上記で挙げている5つもあくまで一例でしかありませんので、実際にはもっとも複雑な理由があるでしょう。
ただ、サイトが合格しない理由としてはっきりといえることは、審査に合格できなかったサイトは「Googleから役立つコンテンツとして認められていない」か「Googleの掲げるルールに準じていない」のどちらかです。
まずは自分のサイトが「本当に役立つ情報を提供できているのか」「Googleの掲げるルールに反していないか」を確認してください。
それでは今回のまとめです。
- Googleアドセンスは初めて審査する時が一番合格しやすいといわれているので、一発合格を目指そう
- Googleアドセンスの審査を受ける前に、しっかりと合格するために必要な情報を集めておこう
- Googleアドセンスに合格するためには、無料ブログではなく独自ドメインを利用する必要がある
- 審査に落ちてしまった場合のほとんどの理由が「コンテンツが不十分」か「ルールから逸脱している」かのどちらか
- 役に立つコンテンツを作ることが、Googleにとってもユーザーにとっても利益がある
- プログラムポリシーやプライバシーポリシーなど、面倒でもしっかりとGoogleのルールに従おう