どーもなのです!水咲七海でございます!
早速ですが、今回紹介する書籍はこちら!
『多動力』です。
- ホリエモンの考え方を知りたい人
- 1つのことだけを極めることに意義を感じている人
多動力
多動力はホリエモンこと堀江貴文氏によって書かれた本です。
多動力は文庫版や漫画版などメディアミックスされているので、目に入る機会も多いかと思います。
ホリエモンと聞くと、ライブドアやフジテレビの印象が強いですが、現在は牛肉や宇宙ビジネスなど本当にたくさんの事業を手掛けている、日本を代表する「起業家」といっても過言ではないのでしょうか。
2017年に初版が発行され、非常にテレビやニュースで話題となったため、「多動力ってなんだろう?」と思った人も多いのではないでしょうか。
目次に書かれていること
『多動力』に書かれている目次は以下の通りです。
- 第1章:1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
- 第2章:バカ真面目の洗脳を解け
- 第3章:サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
- 第4章:「自分の時間」を取り戻そう
- 第5章:自分の分身に働かせる裏技
- 第6章:世界最速仕事術
- 第7章:最強メンタルの育て方
- 第8章:人生に目的なんていらない
大まかな見出しだけをピックアップしましたが、小見出しもあります。
多動力は著者であるホリエモン自身が実際にあった経験を語ったうえで、その内容を読んだ後に何をすべきなのかを章ごとに書いてくれているので、非常にわかりやすく何をすべきかを伝えてくれています。
本を読んですべきことが書かれているので、ぜひともノートやパソコンを片手に本を読み進めていくことをオススメします。
多動力ってどういうこと?
そもそも「多動力」という言葉をあまり聞いたことがない、という方が多いのではないでしょうか。
まず、多動力は「たどうりょく」と読みます。
多動力、とは「いくつもの事をを同時に行う、動かす力のこと」で、一度に別のことを同時に行えるマルチタスクの半面で、興味が次々に移っていくので落ち着きがなくなってしまう。
しかし、この本でいうところの「多動力」はちょっと意味合いが違います。
命が果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための、生き方である
つまり、この本でいう「多動力」とは、一言でいうと生き方です。
この本は著者であるホリエモンが多動力を使って人生を楽しむために、読者に対して提案してくれている本なので、まずはこの本で提示されている「多動力」をしっかりと押さえておきましょう。
「自分の時間」の大切さ
「自分の時間」と「他人の時間」という考え方をしたことがある方はいらっしゃるでしょうか。
- 自分の時間とは、自分が主体となって動けている時間で、自らがやりたいことをやっている時間のこと。
- 他人の時間とは、自分の意思とは関係なく何かをやらされている時間で、他者に要求されてやっている時間のこと。
聞けば「なるほど」と思うかもしれませんが、無駄な会議や突然掛かってくる電話などは他人の時間の代表として取り上げられています。
ただし、電話に一切出ないようにすることや会議をサボるなどは突然できないので、まずは身の回りの時間から削っていきましょう。
自分の時間を増やすために「やらないこと」を明確にしていく必要があります。簡単に言うと「家事」や「通勤時間」、「経費計算」などが該当します。
もちろん、人によってこの「やらないこと」は変化します。ですので判断基準としては、「その時間が自分にとって、体感時間が長く感じるか」どうかです。
例えば、デートしているときやゲームしているときは一瞬で時間が過ぎますよね。しかし、人を待っているときは10分が1時間経ったんじゃないかと錯覚するほど時間がゆっくり過ぎていきます。
この体感時間は人によって異なりますので、ぜひ自分の基準を身に着けてみてください。
例えば、奈波の場合は家事は基本的にかなり好きなので、体感時間としては短い部類に入りますが、その中でも食器を洗うのが非常に嫌なので、食洗器にやってもらいます。
と、このように自分がいやいややっているものは積極的に自分がやらないようにしていきましょう。
そのため、まずは自分の時間を確保するために、やらないことを明確にするのが第一です。
やらないことはもちろん仕事にも適用します。奈波の場合ですが、ホームページのデザインの会社で働いていた時、基本的にお客様からの電話には全くでない、ことをかなり徹底していました。
そのほかにも、職場の人には伝えておりませんが、自分の中でやらない仕事をかなりたくさん決めていたので、非常に仕事が早い、と褒められることが多かったです。
そして、やらないことを周りの人が、この人は「これができない」と勘違いしてくれたらさらに儲けもので、仕事が一切振られなくなって、自分に得意の仕事がどんどん舞い込みます。(もちろん信頼関係は必要ですが)
ですので、やらない仕事リストを作っておくというのは非常におすすめです。
しかし、いやいややっていることややらないことを決めたとて、時間はいくらあっても足りないので、次に行うべきは付き合わない人を決めておきましょう。
まず、あなたの第一印象で受けたイメージは、大体当たっています。
この人「めんどくさそうだな」と思った人はやはりめんどくさいですし、この人「優しそうだな」と思った人はやさしいことが多いです。
もちろん例外もありますが、第一印象で受ける感覚は非常に大事ですので、自信を持つようにしましょう。
ワクワクすることをやれ
自分の時間を生きていくための究極ともいえる方法が、この「ワクワクすることをやれ」ということになります。
自分にとって、ワクワクすることをやっている時間=自分の時間、ワクワクしないことをやっている時間=他人の時間、という公式です。
これはほとんどのことに応用することができ、ワクワクする仕事は「自分がやりたい仕事」、ワクワクしない仕事は「人に任せたい仕事」と判別することができます。
人も同じです。会うことでワクワクする人は「自分が会いたい、付き合いたい人」、会ってもワクワクしない人は「自分にとって興味のない人」となります。
著者であるホリエモン氏はこの「ワクワク」を非常に大事にしているようです。
多くの人が、自分はこのような資格を持っているから、資格を活かす仕事をしたい!と思うそうです。
しかし、これではワクワクしませんよね?
何かやりたいことがあって、そのやりたいことをやるために必要な資格があるから資格を取得する、がワクワクする道順です。
この順番であれば、試験勉強が大変と思うこともないですし、何より学んだ先にやりたいことがあるのでむしろ楽しいはずです。
ストレスを感じないで仕事を行うことこそ、現代では大切であるよ、ということを伝えてくれています。
特に刺さった一文
サピエンス全史は教養を体系的に身に着けるための格好の良書
これは自分の時間をさらに賢く生きるために、人を動かす方法について紹介しているのですが、人を動かすには「教養」が必要不可欠であることを説いている文です。
本の中で本を紹介してくれる本というのは、著者の勉強した歴史まで学ぶことができるので、良書として取りざたされることが多いです。
私自身もこれを見て、サピエンス全史をすぐに読んでみよう、と思い立ったため、これを特に刺さった一文として紹介することにしました。
読書後の行動は?
購入した当初、すぐに読んだがその時は「ホリエモンだからできるんじゃん」と感じていた。
しかし、年数がたって改めて読み直したところ、自分にも応用できる点などがたくさん見つかり、非常に面白く読むことができたので、しっかりと自分に溶け込ませることができたと思う。
まずは、サピエンス全史を読むことから始める。
この本のおすすめ度
堕落ニト(@neeeet_dollar)的には「★★★★」と人は選ぶがかなりおすすめの一冊!
まとめ
『多動力』について紹介してきました。
この本はホリエモン氏の考え方を一気に読み進めることができ、なおかつ実際にあった経験談をもとに内容が書かれているので、非常に読みやすい一冊となっています。
実際にノートなどを手元に、やってみよう!に書かれている質問に答えることで、さらに自分のことも理解することにつながります。
ホリエモンってなんであんなにたくさん事業を手掛けられるのだろうと疑問に思う方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。