『30代でやっておきたいこと』の内容と感想

どーもなのです!堕落ニト(@neeeet_dollar)でございます!

早速ですが、今回紹介する書籍はこちら!

『30代でやっておきたいこと』です。

こんな人におすすめ!
  • サラリーマンとして定年まで働きたい人

30代でやっておきたいこと

30代でやっておきたいことは出版プロデューサーである川北義則氏によって書かれた本です。

まず初めに伝えておきますが、この本は初版が2010年ですが内容ははっきり言って「古い」です。

2000年代に書かれた本を買った記憶はないんだけどなぁ、と思いながら初版を見返してみると2010年で驚いたほどです。1990年代に発刊されたといっても過言ではないでしょう。

著者の川北義則氏は2023年現在で88歳、この本を書いた当時も75歳です。

ちょっと価値観のアップデートが必要なのかもしれませんね。

目次に書かれていること

『30代でやっておきたいこと』に書かれている目次は以下の通りです。

  • 1章:30代で決断しておきたいこと
  • 2章:今こそ仕事力を伸ばす
  • 3章:30代の魅力を周りに見せる
  • 4章:自分の身は自分で守る
  • 5章:これからは信頼度がものをいう
  • 6章:こんな考え方、生き方もある

おすすめの人にも書いてありますが、この本はサラリーマンとして一生を終えたい、独立はしたくない人に向けて書かれた本です。

なぜならば、独立に関することは1章まで読んだ時点で1度もかかれておらず、そもそもそこでもう奈波は脱落しました。

現代のトレンドともいえる独立思考に逆行しており、企業戦士としていかにうまく生きていくか、ということが論じられているため、奈波には全くハマりませんでした。

本当に30代に向けて書いた本なのか

まず、「はじめに」の中で出てくる一文で以下の文章があります。

上司は選べないのが常だが、逆に言えば上司だって部下は選べないのだ

この時点でサラリーマンとして働いている方に向けた一文であることはわかるでしょう。

また、この本の中で30代からの愛社精神についてかかれており、キャリアが8年以上経過しているのに(会社に対して)愛着が感じられないのはちょっと問題だ、と書かれていました。

申し訳ないが、奈波は入社して会社に対して愛着など湧いたことはほとんどないといっても過言ではありません(もちろん、感謝していることはたくさんあります)。愛着がわくのは仕事内容であり、社内で一緒に働く人であって、会社ではないので。

もっといえば、今は転職する時代である。転職についても、転職回数と収入は反比例する、と書かれているが、これも疑問。

さらに疑問なのが転職を繰り返す人は問題点が多いと書かれている上「これは事実」とまで書いてある。ぶっちゃけ前回紹介した「どんな業界でも記録的な仕事を出す人の仕事力」の著者に言えるもんなら言ってほしいと感じる一文。

この辺も共感できない点で、もっと言えば、この本で書かれている結婚観ははっきり言って古く、女性の方で読む方は注意してほしい。

特に刺さった一文

まったくありません。

読書後の行動は?

すみやかに本を売却。

この本のおすすめ度

堕落ニト(@neeeet_dollar)的には「★」とデジタルの進んだ現代にはそぐわない働き方の本。

星1つで読む必要はない

まとめ

『30代でやっておきたいこと』について紹介してきました。

正直、40ぺージまで読んだ時点で読む気がうせてしまったため、ほとんどさわりしか読んでいませんが、それでもこれだけ考え方に合わない部分が出てきたので、これ以上読んでも無駄だと判断しました。

おすすめの方にも書いてありますが、一生サラリーマンとして働きたい方には割とおすすめできるかと思いますので、サラリーマンを目指す方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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