『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』の内容と感想

どーもなのです!堕落ニト(@neeeet_dollar)でございます!

早速ですが、今回紹介する書籍はこちら!

『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』です。

こんな人におすすめ!
  • やらなければならないと思ってはいるのに一歩が踏み出せない人

結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる

結局「すぐやる人」がすべてを手に入れるは夢実現応援家の藤由達蔵氏によって書かれた本です。

肩書はちょっとうさんくさいな~と感じる方もいるかもしれませんが、れっきとしたとしたプロのコーチであり、主にセミナーなどの講師をしています。

Gonmatus(ゴンマタス)という会社を運営しており、メンタルコーチングなどを専門に行っています。

本としては非常に読みやすい部類に入りますので、一度興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

目次に書かれていること

『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』に書かれている目次は以下の通りです。

  • 第1章:すぐに行動できない人の10の習慣
  • 第2章:10秒で行動する人の思考法
  • 第3章:行動する人になる10秒マインドチェンジ
  • 第4章:結果につながる周りを巻き込む10秒チェンジ
  • 第5章:10秒でゴールに近づく思考と行動のコツ

この本で主にメインとして書かれていることが「10秒を大事にしよう」ということです。

新しい情報やチャンスが自分の手元に舞い込んできたとき、10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上時間をかけても動けない人は何も手に入れらなくなる、という理論です。

行動を起こすうえで絶対に必要なものが「気分」であるとこの本は言います。モチベーションではなく「気分」です。

さて、それでは行動できない理由から見ていきましょう。

すぐに行動できない人の共通点は?

1.行動を阻害する思考の癖がある

「なぜやらなければならないことがあってもすぐにやらないのか?」と自分がなぜ行動しないのか、ということを自分で認識する必要があり、それが自分の思考の癖だと認識することが大切です。

人のことはわかるのに自分のこととなるとわからなくなるのはよくあることかと思いますので、まずは自分の思考の癖を認識することから始めましょう。

さらに、逆に何か困難にぶち当たった時も行動が止まってしまうことがあります。

行動を阻害する思考ではなく、実際に行動が阻害されてしまったときですね。

そのような状態は自分の中でさまざまなものがぶつかり合っている状況なので、まずは自分の想いを書き出してみることで、行動に移せるようになります。

2.心がストライキを起こしている

実際は会社に貢献したいけど、今の給料ではやってられない!というのは心のねじれによって行動が伴わない状態です。

ですので、しっかりと自分と対話して何がしたいのか、どうなったらよいのかしっかりと自分と対話して自分が何を思っているのかを認識することが必要です。

3.一人で解決しようとする

サッと行動できない人の特徴として「何事も一人で解決しよう」と考えやすいようです。

自分ひとりでは解決できない問題はどれだけ時間がたっても解決しませんし、どうしていいのかわからないのでそのまま時間だけが過ぎていき、結果行動できないことにつながります。

ですので、人やモノ、お金の力を活用してほかの人の力を借りましょう。すると意外と行動できてしまうようです。

4.3つの不安

行動できない人のほとんどがこのパターンに当てはまるといえますが、パターンがあることをしっかりと認知することは大切です。

3つの不安の1つ目は「過去にとらわれる不安」です。過去に行って失敗したという体験を引きずって動けなくなることはありませんか?
うまくいくというイメージが湧かない、思い浮かばないので、次も失敗するだろうと考えて動けない、というパターンです。

3つの不安の2つ目は「未来にとらわれる不安」です。うまくいかなかった場合を想像して結局動けなくなるパターンです。また、過去の成功体験が強すぎる人も失敗に対して強い恐れを持つそうです。

3つの不安の3つ目は「現在にとらわれる不安」です。これは、今自分が実際に行っていることの中でうまく言っていない部分だけを見たときに動けなくなる、というパターンです。自信がない、もこの現在にとらわれる不安の一つです。

5.失った自信を放置する

過去に行動した失敗をそのまま放置して自分に自信がない状態というのも非常に危険だそうです。

特に「行動=危険」の図式が成立してしまうと、一切動けなくなってしまいます。さらに失敗が怖くなってしまうのでもっと動かなくなります。

また、自分に自信がないとリスクもほとんど取れなくなってしまうので、これもまた動けなくなる要素となり得ます。

6.まだ時間はあるから大丈夫と考える

「まだ時間はある」と余裕を持っていた方が行動しやすいですが、単純に行動を先延ばししているだけ、というパターンもあります。

残念ながら時間は有限ですので、行動を起こさないまま時間が解決してくれるということはなかなかに難しいです。

もっと時間があったら、と考えることや時間はあるから先延ばしにしよう、という考え方は行動できない人のパターンの一つといえるでしょう。

行動できる人の考え方

この本では、行動力のある人については以下のことを知っていたりやっていたりすると書いています。

  • 「行動してしまえばあとは楽」ということを知っている
  • 頭に見取り図を描いて行動している
  • 考えるが悩まない
  • 「失敗」を考えない
  • 現在の不安は今解決すればいいことを知っている
  • 「行動の遅れが不安を増やす」と知っている
  • 小さな一歩を大事にする
  • プロセスを分解してシンプルに行動する
  • 「朝」を大切にする
  • 「能力なんて皆ほとんど同じ」と考えている
  • 「まずはやってみる」で生きている

以上のことが書かれています。

奈波の純粋な感想として「へぇ~そうなんだぁ」でした。この考え方を学んだところで実践できるかどうかは別だからです。

そのため以下では、行動できるようになるために自分を変えるための方法について紹介します。

行動できる人になるために

冒頭で行動できないも行動しないもすべて「気分で決まる」という話をしました。

気分なんて簡単に変わらんでしょ、と言ったそこのあなた!

奈波と同じ思考をお持ちですね( ̄ー ̄)ニヤリ

この本では気分を変える方法について紹介してくれています。

過去の楽しいエピソードを思い出すことで、その時の気分を呼び起こすことができる、とのことです。

また、身の回りの環境を変えるだけでも気分は変わります。仕事場ならトイレに行くなどがおすすめです。

モチベーションの本質を考えたことはあるでしょうか?

日本では、モチベーションという言葉は他人によって左右されるものというニュアンスで使われることが多いですが、本来は「やる気の素」だそうです。

ですので、本来であればモチベーションも自分でコントロールできるとのこと。

特に刺さった一文

たった10秒であなたの行動力は変えられる

これは冒頭に書かれたインパクトのある一文です。

とにかくこの本では「10秒」にフォーカスしています。

見出しの多くに10秒というキーワードが使われているので、本を読んでいる中で「10秒」を意識しよう、という刷り込みにもなっています。

ただ、ちょっとしつこいと感じることも確かです。それは10秒で判断したら後で後悔しそうだなーと感じる部分もありますので、読む際には注意が必要です。

読書後の行動は?

ブログにてアウトプットを行いました。

この本のおすすめ度

堕落ニト(@neeeet_dollar)的には「★★★」と行動力に悩む方にはお勧めです。

ただし、マインドチェンジの部分で合う合わないがあると思われます。

奈波は結構合わないな~と感じることが多かったですかね。

星3つで読んでもよい

まとめ

『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』について紹介してきました。

すぐに行動しなければいけないのにサッと動けない、という方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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