どーもなのです!堕落ニト(@neeeet_dollar)でございます!
早速ですが、今回紹介する書籍はこちら!
『シンプルに考える』です。
- LINEで社長を経験した人物の考え方を知りたい
- LINEやハンゲームで会社を経営したその手腕を知りたい
シンプルに考える
シンプルに考えるは現C Channelの社長である、森川亮(もりかわあきら)氏によって書かれた本です。
まず、先に申し上げておきますが、私自身はこの本を読破することができませんでした。というのも、考え方の根底にあるものが真逆すぎて、3章までしか読むことができず、そのまま閉じてしまいました。
ただ、真逆の考え方だからこそ、こんな考え方もあるんだな、という風に読むことはできましたが、あまりにも共感できないのでこれ以上は読むのがつらい、と断念しました。
※読むのを断念したことを素直に伝えることもアウトプットの1つだと思っています。決して読む必要のない本だと感じているわけではなく、ただ単純に相性が悪い。その一点に尽きます。
目次に書かれていること
『シンプルに考える』に書かれている目次は以下の通りです。
- はじめに
- 1章:ビジネスは「戦い」ではない
- 2章:自分の「感性」で生きる
- 3章:「成功」は捨て続ける
- 4章:偉い人はいらない
- 5章:余計なことは全部やめる
- 6章:イノベーションは目指さない
- おわりに
3章までしか読めなかったので、あまり本質まで伝えきるのは難しいかもしれません。
お金より価値
著者である森川氏の考え方として、ビジネスの世界ではお金といった利益を追求するのではなく、人々が求めているものを与える続けることこそビジネスの本質であり、利益を中心にするとユーザーは気づく可能性が高い。
だから、まずは価値を作ることが先決であり、それに基づいて利益を求める必要がある、利益よりも高い価値を生み出すことができればユーザーは必ずついてくる、と言っている。
そのうえで、経営者として大切にしていることは「現場が仕事にとことん集中できる環境を守ること」だそうだ。
つまり、現場がユーザー第一に考える環境を整えている、というのが一貫した考え方としてある。
この考え方は非常に理にかなっていると思う。
実例としても上がっているが、年功序列で給与が高くなった社員たちに対して実力主義にして成果を上げている人に還元できる仕組みを作ったり、社長としてプロジェクトに口を出さないなど、とにかく現場がユーザー第一として働く環境を作ることに尽力していることが分かる。
失敗は認めない
よく聞く「失敗してもいいじゃないか」という言葉に対して、著者は真っ向から否定している。
もちろん、人生における最大の失敗は挑戦しないことである、と認めたうえで、だからと言って一度走ったプロジェクトに対して時間を使ってくれたユーザー、後押ししてくれた人々に対して結果が「失敗」だったら失礼じゃないか、と述べている。
そのため、仕事はしんどくて当たり前だし、仕事に対してモチベーションが上がらないということは認めない。人々に認められるという幸せを生み出すために、身を削る努力ができてこそプロだ、という考え方を持っている。
この考え方は非常に素晴らしいと思うが、奈波は基本的に楽しくない仕事はしたくないし、日によってモチベーションが上がらない日だってあることは当然だと思う。
「サバンナで生きる動物たちが、モチベーションが上がらないから狩りを休むことがあるのか?仕事も同じだと思う。」と書かれていたが、サバンナで生きる動物たちは言葉を持たないから同列に語ること自体がピンとこなかった。
上記の理論で行くと、大事なプレゼンテーションがあるときも普段の仕事と同じモチベーションで臨め、と言っているのと同じだと思う。
奈波は非常に性格診断からとてもドライな性格をしている(らしい)が、そんな私でも大事なプレゼンテーションがあれば、気分は高揚するだろう。
特に、人間は感情の生き物とよく言われているくらいなので、このような点から著者に対して同意ができないのだ。読むのをあきらめてしまった理由ともいえる。
特に刺さった一文
特にありません。
読書後の行動は?
ここまで意見が合わない本もなかなかない。
実をいうと、この本は3回ほど読み返しており、毎回感想として何か残ったものがなかったので、とても疑問に思っていました。
あくまで、奈波とは相性が合わなかった、というだけなので人によっては名著だ!となる人もいると思います。
この本のおすすめ度
堕落ニト(@neeeet_dollar)的には「★」と私とは相性が合わなかった本です。
まとめ
『シンプルに考える』について紹介してきました。
この本では著者の森川氏の経営手腕や仕事に対する考え方を本を通じて知ることができます。
ぜひ、LINEの社長を勤めた方の経営手腕や仕事への考え方を知りたい!という方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。