今回はアフィリエイトを行う上で欠かすことのできない「リライト」について解説していきます。
リライトに関して検索してみると、「リライトを積極的に行いましょう」と書かれていたり、「リライトは行ってはいけません」と書かれていることを見たことはありませんか?
実は「リライト」という言葉には、アフィリエイトでは2種類の意味があります。
当サイトでは、ほかのサイトではあまり解説されていない2種類のリライトをできるだけわかりやすく、詳しく紹介しております。
この記事では2種類の意味を持つリライト記事についてとリライトを行う場合の注意点について解説しております。
- リライトには攻めるリライトと逃げるリライトの2種類がある
- 攻めるリライトは失敗してもかまわないので、積極的に狙って行っていこう
リライトとは
リライト(Rewrite)とは、直訳すると「書き換える」と訳すことができます。
リライトを行うことで、元の文章と同じ内容を伝えながらも、元の文章と差別化することができます。
リライト記事とは
ブログなどの記事をリライトすることによって、既存のブログなどの記事の内容を新たに書き換えることを指しています。
非常に厄介なのですが、検索するとこの「リライト記事」という言葉は2つの意味を持っていることが分かりました。
- 1.ほかのサイトから丸パクリした記事をリライトして自分のサイトで掲載する記事
- 2.文章をよりよくするためにリライトを行ってさらに集客を目指す記事
Googleで検索すると、基本的に2の文章をよりよくするためにリライトを行ってさらに集客を目指す方法が上位に表示されています。
しかし、少なからず1の文章を丸パクリした記事をリライトすることについても書いてある記事がありました。
これでは、アフィリエイトの初心者が「リライト記事」という言葉に迷うと感じましたので、しっかり両方の解説を行っていく必要があると感じました。
ここでは、
1.ほかのサイトから丸パクリした記事をリライトして自分のサイトで掲載する記事のことを「回避のリライト記事」
2.文章をよりよくするためにリライトを行ってさらに集客を目指す記事のことを「攻めのリライト記事」
と表現しています。

「リライト」には、2種類の意味があることを覚えておいてください!
回避のリライト記事を作成する場合の注意点

著作権に気を付ける
著作権については下記のリンクで詳しく解説しております。
画像や動画に著作権があるように、文章にも当然、著作権はあります。
よくネットで言われているような、文章に含まれる単語を似た単語に書き換えてしまうことや、文章の前後を入れ替えることで、文章の構造から変えてしまってあたかも自分で書いた文章に見せる、ことをしてもリライトした文章とは言えません。
簡単に著作権を回避できる方法として「自分の意見を文章の中に入れる」ことでしっかりとしたリライトした文章とすることができます。

たとえ本人が「リライトした!」って言っても、リライトできていない場合もあるんだよね。
コピペした文章を掲載しない
コピペした文章は、上記で紹介した著作権を侵害するだけでなく、自分のサイトの価値も著しく下げてしまう可能性があります。
このとき文章をコピペしておりますので、インターネット上には同じ記事が2つ存在することになります。
検索エンジンである「Google」の考えからすると、文章の同じ記事は2つもいりませんので、後から書かれたあなたの記事に対して、Googleは順位を落とすことで同様の記事がない状態を作り上げます。
コピペをすると順位が著しく低下するので、絶対に行わないようにしましょう。

インターネットの世界では、同じものは2つも必要ありません。
回避のリライト記事を行ってはいけない理由
よくアフィリエイトに関する記事を読んでいると、「リライトをしてはいけません」と書かれていることがほとんどではないでしょうか。
ここでいうリライトは「回避のリライト記事」を指しており、リライトというものは本来、プロでも難しいものであり、他人が書いた内容を伝えたいことはそのままに文章のみ組み替えることを行うのであれば、一から文章を作ったほうが早いです。
また、そもそもしっかりとしたリライトを行うことができれば、Googleからペナルティを受けることはありません。
それはリライトではなく、もはやオリジナルの記事に限りなく近いからです。
しかしながら、文章の言い回しだけを変えたものをリライトした文章としてウェブサイトで公開されることが多数発生しました。
これが原因となり、Googleは文章の言い回しだけを変えた記事に対して、ペナルティを行うようになりました。
以上がアフィリエイトを行う際に「回避のリライト記事」が推奨されていない理由です。

回避のリライトは行ってはいけないっと
もし、あなたがそれでも「回避のリライト記事」を行う場合、本当にリライトしたほうが早いのか、はたまた自分で記事を書いたほうが早いのかを考えるようにしてください。
続いて攻めのリライト記事を行う場合の注意点について解説していきます。
攻めのリライト記事を作成する場合の注意点
攻めのリライト記事を作成する場合、既存の文章はすでにオリジナルの文章となりますので、著作権やコピペなどに関する注意は一切ありません。
また、回避のリライト記事と違い、攻めのリライト記事は積極的に行うべきものですので、効果が表れない場合は積極的に行うようにしましょう。
ただし、当サイトでもなんどもアナウンスしている通り、アフィリエイトに限らずサイトの順位などが反映されるには最低でも3か月程度かかりますので、攻めのリライト記事を作成してすぐに効果が表れないからといって、またすぐにリライトをしてはいけません。
じっくり焦らず待つことが非常に大切になりますので、果報は寝て待ての精神でリライトを行うようにしましょう。

サイトで収益を上げるためには、待つことも必要です
目的を決める
攻めのリライトを行う場合に大切なのが「まずなぜリライトを行うのか」ということになります。
- あなたが行うリライトの目的は、検索結果の順位を上げるためですか?
- それとも読みにくい文章をもっと読みやすく、華やかにすることですか?
今あげた目的は一例ですが、目標を決めてから攻めのリライト記事を作成するようにしましょう。
基本的なことなのですが、リライトに終わりはありません。そのため、どこかでケリをつけなければならないポイントがありますので、どこに設定するかしっかりと決定しておきましょう。
攻めのリライト記事のやり方
情報が新鮮であることをPR
一番手っ取り早い方法が日付を更新して情報が新しいことをユーザーにアピールすることです。
もちろん、余白を一つ増やしたり消したりすることは攻めのリライトとは言えません。
しっかりと書いてある文章を読んで、わかりにくいところや説明が不十分と感じるところに文章をさらに追加していきましょう。

更新がしっかりされているサイトはGoogleからの評価も高いらしいです
検索上位のサイトの内容をパクる
「パクる」と書くと非常に印象が悪いのですが、自分が上位に表示させたいキーワードで調べた場合の上位に表示されたサイトの内容を参考にする、という書き方のほうがよいかもしれません。
つまり、もしあなたが「アフィリエイト 稼ぎ方」というキーワードで上位に表示させたい場合、上位に表示されているサイトの内容を徹底的に参考にする、ことです。
自分のサイトと上位に表示されているサイトで、自分のサイトに足りないところはどんなところなのかを研究することで、上位のサイトたちと差を埋めていくことができます。
さらに言うと、内容をそのまま参考にしてしまった場合、ただの似たようなコンテンツが出来上がるだけになってしまいますので、当然回避する必要があります。
パクった記事と判別されないために、自分の考えや体験を書くことはほかの人と被らないようにするための方法の1つといえるでしょう。
もちろん、上位のサイトは運用歴によって上位に表示されている可能性もありますので、絶対に勝てるわけではありませんが、効果的な方法の1つです。

「パクる」っていうと人聞きが悪いから「研究する」っていいかえるといいよね♪
攻めのリライト記事の効果を計る
アクセス解析は基本的に仮説と検証の繰り返しです。せっかく記事をリライトしたのにもかかわらず、効果が測定できなければ、まったく意味がありません。
リライトした結果、どれだけのアクセスが増えたのかわからないけど売り上げが上がった!では全く意味がありません。
検索順位はもちろんですが、Googleが提供するサーチコンソールやアナリティクスを上手に使っていく必要があるでしょう。
まとめ
リライト記事には2種類の意味があるということを解説してきました。「リライト記事」という言葉でも、1つは逃げるために行い、1つは順位を上げるために行う、まったく役割が違うと感じたのではないでしょうか。
リライトは非常に奥が深く、あまり深く考えてしまうと沼から出られないような状況に陥ってしまいます。
それでは今回のまとめです。
- リライト記事には2種類の意味があり、アフィリエイトの初心者が混乱しやすい部分である
- 回避のリライト記事では著作権やコピペしないなどの注意点があるが、基本的には推奨して行われるべきではない
- 攻めのリライト記事は目的を決定することや実際にリライトした後も効果を測定するなどやることが盛りだくさん
- 攻めのリライト記事は積極的に行っていこう