内部対策はサイトの基盤となるSEO対策ですので、非常に重要です。
しっかりと基礎を作ることができれば、たとえGoogleの検索アルゴリズムのアップデートがあったとしても、対応できるでしょう。
そもそも内部対策って?

内部対策とは、基本的に自分1人でも行うことができるSEO対策のことを指します。
また、内部対策は別名「守りのSEO対策」ともいわれています。
これに対して外部対策は「攻めのSEO対策」といわれます。
しっかりとした内部対策のできていないサイトは、たとえ検索順位で上位に表示されたとしても、その順位を保つことができない、と言われております。
一人でできる!12の内部対策
1.URLをSEOに強くする
URL、つまりドメインとSEO対策は意外と関係が深いです。
GoogleはURLについてユーザーにも理解できるような名前にすることと、ページに沿ったキーワードを含むことで、URLをわかりやすいようにすることが大切であると述べています。
ドメインとSEOの関係に関しましては、下記のリンクで解説しております。
URLの設定の基準
URLを設定する場合の基準をざっくりとお話しすると、気をつけるべき点は以下の3つです。
- ページに関連するキーワードをURL内に含める
- キーワードが複数にわたる場合-(ハイフン)でつなげる
- キーワードは多くても3つ程度に抑える
特にURLで日本語を設定すると、ページとしては非常にわかりやすいのですが、ページのURLは非常に長くなります。
URLを長くしたくない場合は多少面倒ですが、日本語で表現したいことを英語に変換することでクローラーや読み手に伝えることができますので、英語で入力するとよいでしょう。
https化をする
https化をすることは検索結果の順位に影響はまだありませんが、今後は必ず必要となってくる要素の1つになることは間違いありません。
https化をざっくりと説明すると、https化することでサイトのセキュリティが強固なものとなります。
httpsについてやhttpsにする方法については、下記のリンクにて詳しい解説をしております。
2.モバイルフレンドリーにする
サイトがモバイルフレンドリーに対応していることで、Googleは検索結果の順位に影響を与えることをはっきりと示唆しています。
モバイルフレンドリーに関しましては、下記のリンクで詳しく解説しております。
3.titleタグを設定しよう
titleタグはサイトの顔ともいわれ、最も重視すべきSEO対策のポイントです。
検索画面の赤枠部分がtitleとなりますが、Google側で変更されることもあるようです。
4.METAタグを設定する
SEOにかかわるMETAタグにはdescriptionとkeywordの2種類があります。
しかしながら、keywordは過去に悪用されたため、現在はほとんど効果がありません。
keywordは一応程度でよいでしょう。
descriptionもSEOとは直接関係がありませんが、検索画面に表示されたときの赤枠の部分がdescriptionとなります。
headの内部を確認する方法やtitleタグのつけ方、METAタグの正しい使い方や最適化する方法に関しましては下記のリンクで解説しております。
5.h〇タグの正しい使いかた
ページの見出しといわれるh〇タグの効果的な使い方について解説していきます。
hタグには設定する際にさまざまなルールがありますので、サイトのhタグがしっかりとルールに則って設定できているか確認しながら編集しましょう。
6.HTML最適化
HTMLの最適化では、普段はあまり目にすることのないheadの内部や多くの人がおろそかにしているbodyを整えることが該当します。
headは基本的にサイトを運営する上であまり目にする機会がない部分ですので、見落としがちな部分となっています。
また、bodyも整えることでSEO対策に効果を与える場合もあるようです。
headの内部と合わせて確認しておきましょう。hタグの正しい使い方やbodyを整える方法に関しましては、下記のリンクで解説しております。
7.アンカーテキストとキーワードの設定
アンカーテキストもSEO対策として非常に重要な役割を担っていることをご存じでしょうか。
しっかりとアンカーテキストを設定できていないと、せっかくのリンクも意味のないリンクになりかねません。
アンカーテキストの設定方法や効果的な使い方に関しましては下記のリンクで解説しております。
8.文字数にも注意
Googleは近年、1つのキーワードに対して網羅的に書いてあるページを好みます。
物事が幅広い範囲や幅広い分野にまでわたっている様子のことをさします
アフィリエイトについてであれば、アフィリエイトの始め方や稼ぎ方、ASPの登録方法が1ページでまとまっているようなページです(あくまで一例です)
昔のアフィリエイトでは1,000文字も書けば十分といわれておりましたが、現在は上位に表示させるためには網羅的なコンテンツが必要なのではないでしょうか。
9.画像を最適化しよう
画像を利用することで、読者に読んでもらいやすくなりますが、画像は機械では読み取ることができません。
そのためクローラーは「altの中身」でどのような何の画像が入っているのか、を認識しています。
また、画像をそのまま挿入していませんか?
画像はサイトのページの表示が遅くなる原因の第一位です。必ず圧縮をするなどの工夫が必要でしょう。
画像を最適化する方法に関しましては、下記のリンクで解説しております。
10.内部リンクをしっかりとつけよう
Googleのクローラー(サイトを読み取るシステム)は、基本的にページのリンクをたどることによってページ同士の関係性やサイト全体の構造を読み取ります。
内部リンクをしっかりと張り付けることによって、Googleのクローラーに対して「読み取りやすいサイトですよ!」と明示することができます。
内部リンクは奥が深いですので、内部リンクに関することをすべて下記のページにまとめておきました。
11.発リンクを設定する
昔は「発リンクは極力行わないほうがよい」「サイトの求心力が下がる」と言われていました。
しかし、現在では権威のあるサイトに対してはどんどんリンクをしたほうが検索順位の上位に表示されるようです。
発リンクの設定の基準
何かデータや公式から発表された情報を流用する場合は発リンクを行いましょう。
Googleの公式サイトなどや論文で発表されたことが、リンク先の代表に挙げられます。
ただし発リンクを行う場合、解説を行う上で明確に権威付けを行う時に限定してください。
あれも必要、これも必要として過度に発リンクを行ってしまうと、リンクサイトとしてスパムを行っている判定を受けることもあります。
12.xmlサイトマップを作成する
サイトマップはGoogleのクローラーが巡回する上で、サイトの構造を理解するために非常に重要です。
こちらもプラグイン一つで解決することができますので、まだ導入していない方は必ず導入するようにしましょう。
サイトマップに関しましては下記のリンクで解説しております。
また、実際にWordPressでXMLサイトマップを導入する方法については下記のリンクをご覧ください。
文章の見た目や構造を一目でわかるようにするためのプログラム言語の事です。(実際にはマークアップ言語)
まとめ
以上で紹介したSEO対策は、今すぐにでも行うことができるSEO対策となります。
現在サイトを運営されている場合、今一度titleタグや見出しタグであるh〇の使い方を見直してみるとよいでしょう。
これからサイトを作る場合は、必ず上記のことに注意しながらサイトを構築していくと良いでしょう。
万が一後からすべてを直そうとすると、とても大変な作業になりかねません。
一つひとつコツコツと進めていくことをおすすめいたします。
それでは今回のまとめです。
- 内部対策は守りのSEOと言われており、クローラーに対してサイトを適切によみとってもらうために行う
- 内部対策で行うことは12個あり、すべて自分ひとりで行うことができる