今回は内部リンクについての解説を行っていきます。

リンクには内部リンクと外部リンクの2種類がありますが、まずは自分一人でも行うことのできる、内部リンクについて詳しく知るところから始めていきましょう。

内部リンクを効果的につけることは、ユーザーが「使いやすい」と感じてくれるポイントとなります。

内部リンクとは

内部リンクとは、文字通りサイトの内部同士を紐づける(リンクする)ために行います。

内部リンクを張り巡らせることで、サイトに訪れてくれたユーザーが閲覧しているページと関連性の高いページをすぐに閲覧できるように誘導することができます。

そして、検索エンジンもまた、ページ内のリンクをたどることによってページを移動してインデックスを行っているのです。

内部リンクを適切につけることは、ユーザーに対して利便性を高めるだけでなく、クローラーに対してのSEO対策としても効果があります。

内部リンクの種類

実は内部リンクには、様々な種類があります。

内部リンクの種類
  • グローバルナビゲーション
  • パンくずリスト
  • サイドメニュー
  • フッターナビゲーション
  • サイトマップ

上記の5項目はサイトを作成する上で、内部リンクを張り巡らせるために必須と言われています。

WordPressでグローバルメニューやサイトマップの作り方に関しましては、下記のリンクをご覧ください。

WordPressでメニューやサイトマップを作成する

WordPressでパンくずリストを導入する方法に関しましては、下記のリンクからご覧いただけます。

【WordPressプラグイン紹介】パンくずリストを作成する

ここからは、上記の5項目以外で、内部リンクを効果的につける場合のポイントについて解説していきます。

内部リンクを効果的につけるときのルール

知ることについて|アフィリエイトの水先案内

1.リンクの階層は3クリック以内が基本

トップページから実際に内容が書かれている詳細ページに到達するまでに、2クリック以内が理想とされています。

ただし、場合によってはどうしても2クリックで到達できない場合もありますので、最低でも3クリック以内でトップページから到達できるようにサイトの構造を工夫しましょう。

しかし、トップページからすべてのページへアクセスできるようにリンクを集約させた場合、トップページがリンクだらけになってしまいますので使い勝手が悪くなります。

トップページから詳細ページへ直接リンクするのは厳選した数ページにしておいて、残りはカテゴリーページにリンクするとよいでしょう。

2.リンクはトップページに集中させる

サイトの中でもっともSEOに強いトップページにはリンクを集中させるように工夫します。

具体的には、どのページからもトップページには戻ることができるようなリンクの設置を心がけてください。

すべてのページからトップページにリンクを張り付けることで、サイト内におけるトップページの評価を高めることにつながります。

グローバルメニューやサイト上部にトップページへ戻るリンクを設置するとよいでしょう。

3.トップページからは発リンクをあまり行わない

発リンクとは、ページからリンクを行う場合のリンクのことを指します。

逆にリンクをもらった場合は被リンクとなります。

トップページはサイトの中で一番SEOが強くなるページです。

そのため、トップページは多くのページから被リンクをもらう立場にありますので、トップページからたくさんのページに発リンクを行うことはやめましょう。

裏を返せば、トップページからのリンクはそれだけ強力な発リンクとなります。

意図的に上位に表示させたいページが下層ページにある場合は、トップページから直接リンクするとよいでしょう。

4.内部リンクは関連性のあるページ同士で

詳細ページ同士でリンクを行う場合は、できる限り関連性の高いページ同士でリンクするとよいでしょう。

例をあげてみると?

キーワードの選定ページにリンクを行う場合、アクセス解析のページからリンクを行う場合とキーワードプランナーの使い方のページからリンクを行う場合では、どちらが関連性が高いでしょうか。

当然ですが「キーワードプランナーに使い方」のページのほうが、同じ「キーワード」に関する内容を取り扱っておりますので、関連性は高い、ということになります。

関連記事へのリンクを提示することで、内部リンクの強化につながることはもちろんですが、サイトに訪れてくれたユーザーがさらに別のページを読んでくれる可能性を高めることができます。

WordPressではプラグインを導入することで、簡単に関連記事を表示することができますので、必ず設定するようにしましょう。

関連記事を表示する方法に関しましては、下記のリンクで解説しております。

【WordPressプラグイン紹介】関連記事を表示させる

また、関連記事と似たようなものにまた、人気のある記事や最新の投稿へのリンクを設置することも大切です。

これらはサイトのサイドバーで表現することが多く、WordPressではウィジェットから操作ができます。

5.1ページあたりの発リンク数は100程度に抑える

発リンクをむやみやたらにつけた場合、効果が薄まってしまいます。

例をあげてみると?

あなたのサイトのあるページが100の強さを持っていたとします。
あるページから10個の別のページに発リンクを行った場合、1つのリンクの強さは「10」となります。
これに対して、100個の別のページに発リンクを行った場合は、1つ当たりのリンクの強さが「1」となってしまいます。

1つの発リンクの質を落とすことになりますので、むやみやたらに発リンクをつけることは控えるようにしましょう。

6.リンク切れを起こさないように

自分の見たい記事を見つけたと思ったら「見つかりません」「その記事は存在しません」と表示されたことはありませんか?

本当に記事がない場合もありますが、リンクが切れていてたどり着けない場合もあります。

記事があるのに読んでもらえないことは、本当に残念ですよね。

しっかりとユーザーに読んでもらうためにも、リンク切れは起こさないように注意しましょう。

7.リンクの順序に気を付ける

リンクを張るときは、できる限りテキストで行うようにしましょう。

アンカーテキストにキーワードを含めることで、さらなるSEO対策を望むことができます。

どうしてもテキストでリンクを張ることができない場合は、画像で行うとよいでしょう。

リンクを張る場合に一番やってはいけないことは、URLをそのままリンクとすることです。

ただし、WordPressで内部リンクを設置(URLをそのまま入力)すると「リンクカード」を作成することができます。

WordPressで内部リンクを行う場合に限り、URLを直接入力しても効果が発揮できます。

しかし、WordPressでもリンクカードを作らない場合はしっかりとアンカーテキストを設定する必要があるでしょう。

URLに書かれている内容ではクローラーは読み取ることができませんし、ユーザーもリンクの先に何が書かれているのか把握できません。

ユーザーにもクローラーにも使いにくく、わかりにくいものになるため、しっかりとテキストでリンクしましょう。

アンカーテキストとは

アンカーテキストとSEO対策の関係性に関しては、非常に有名な例がありますので、例を挙げながら解説していきます。

例をあげてみると?

まずはGoogleないし、yahoo!で「出口」という言葉を検索してみます。

 

「出口」という単語のを検索するとyahooやGoogleが上位に表示されています。

check!※Googleは現在「出口」と検索しても表示されなくなりました。

上記の例でなぜ「出口」と検索するとyahoo!が1番上に表示されるのか。

実は意外と答えは簡単です。

出会いを求める人が使用するような18歳以上の方を対象としたサイトを表示した際に表示される「あなたは18歳以上ですか?」という問いかけがありますよね。

こちらのページの「出口」として設定されているのがyahooでありGoogleです。

yahooやGoogleのようなポータルサイトは、18歳未満は使用できないサイトから「出口」や「出口はこちら」と書かれたアンカーテキストが作られているので、検索結果にも反映されている例です。

アンカーテキストとSEO対策の関係性がよくわかる例を挙げて解説してみました。

アンカーテキストの効果的なつけ方

リンク先のページとアンカーテキストは似たものにする

アンカーテキストの文章は、リンク先のページのタイトルや本文中の見出しと同じにしてもかまいません。

そのほかにもリンク先のページの内容に近い文章であれば、ペナルティを受ける心配はありません。

アンカーテキストには重要なキーワードを含める

先ほどの「出口」の例に挙げられるように、アンカーテキストにキーワードを含めることでSEO対策にかかわってきます。

アンカーテキストをつける際によくやりがちなことが「こちら」をアンカーテキストとすることです。

「こちら」だけではリンク先のサイトがどのようなページか判断することはできません。

アンカーテキストに「こちら」と表現することは、ユーザーの利便性を損なうだけではなくクローラーからの評価も悪い印象を与えてしまいます。

たとえ外部のサイトへとリンクを掲載している場合でも「リンク先がどのようなページなのか」を具体的に示すほうが、ユーザーに対して安心してクリックすることができますよね。

アンカーテキストに「こちら」という表現は控え、アンカーテキストとなるaタグ部分には重要なキーワードを含めるようにしましょう。

キーワードを含めすぎてはいけない

アンカーテキストがSEO対策に効果があるからと言って、アンカーテキストにキーワードを多用してはいけません。

これは見出しやタイトル、METAタグの使い方の際にも解説した内容と同じです。

キーワードを多用したアンカーテキストがページに存在していると、ペナルティを受けることもあるようです。

基本的にクローラーは文章の不自然さを非常に嫌うように設計されています。

キーワードのみを羅列したようなアンカーテキストは作成しないように注意してください。

外部サイトへリンクする際の注意

実は、自分のサイトから外部のサイトへとリンクする場合も注意する必要があります。

そもそも、自分のサイトから外部のサイトへと誘導することは、あなたのサイトがリンク先のサイトを推薦することと同じです。

アフィリエイトの記事を読んでいたのに、突然「あなたにおすすめの車はこちら!」という記事へのリンクが出てきたらびっくりしませんか?

そのため、Googleは関連性の低いサイトからのリンクの評価を下げることを明言しています。

自分のサイトよりも質の低いサイトや、自分のサイトとは明らかに関連性の低いサイトへとリンクを行う場合は「nofollow」タグを使用しましょう。

nofollowタグを使用することで、リンクの評価を無価値にすることができます。

あなたのサイトから自分のサイトよりも質の低いサイトや、自分のサイトとは明らかに関連性の低いサイトへとリンクした場合にも、影響なくサイトを紹介することができるようになります。

まとめ

以上で内部リンクを設定するときに気を付けておきたいルールについての解説を終わります。

内部リンクをしっかり設定することは、SEO対策の中でも基本中の基本ですので、しっかりと抑えるようにしましょう。

画像もアンカーテキストもしっかりとSEO対策を行うことで、ライバルサイトに着実に差をつけることができます。

一つひとつ行うことは非常に地味ですが、一度行ってしまえばあとは対策不要となりますので、必ずしっかりと設定するようにしてください。

それでは今回のまとめです。

今回のまとめ

  • 内部リンクをしっかりと設定することは、SEO対策を行う上で基本中の基本。
  • 内部リンクの代表といえるのが、グローバルメニューやフッターメニュー、パンくずリストやサイトマップ
  • 内部リンクを効果的につける時のルールをしっかりと守ることで、ユーザーにもクローラーにも優しいサイトを作成できる
  • リンクはサイトのページとページをつなげる重要な役割を持っているので、できれば慎重に設定しよう